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【豆知識】ROLEXのオイスターケースってそもそも何がそんなにすごいのか?


オイスターケース登場の歴史


ロレックスが登場した当時は、まだ懐中時計全盛期でした。

当時の腕時計は、精度が低く特に女性用の装飾品と考えられていて、実用性がひくめだったのです…



腕時計の耐久性と精密性は両立できないだろうと誰もが思っていました。


そんな中、ロレックス創業者のハンス・ウィルスドルフは、精度の問題を解決するため、「埃や汗や水、熱や寒さから永遠に守られることを保証できる防水性能を備えたケース」の製造に取り掛かります。


イギリスのオイスター社がオイスターケースの前身を開発し、1926年にオイスター社を傘下に収めたロレックスが、1926年に世界初完全防水の時計ケース「オイスター」を完成させました。


初代オイスター、オクタゴナル(1926年)


出典:https://otokomaeken.com


金属の塊からケースを削りだし、裏蓋とリューズをねじ込み式にすることで、牡蠣(オイスター)の殻のように高い気密性を保持し、ケース内部への水や埃の侵入を防いでいます。


これはロレックス3大機構の一つで、1926年にスイス連邦著作権局に特許申請しています。




ハンス・ウィルスドルフはオイスターに関して

“時計が手首に着けられるようになって以来、多くの人々を困らせてきた問題に対する理想的な解決策を提供した”

と語っています。そして、

“オイスターは、男性に腕時計を流行させる何よりの火付け役になるだろうと私は予言します。”

と続けました。


“オイスターならば、手を洗ったり入浴したり、または埃の多い工房で仕事をしたり、たくさん汗をかいたりした場合にも、時計を外す必要はない”

これは当時としては本当に革新的なことで、今ではすっかり一般的な、「男性が腕時計を着ける」きっかけとなりました。


ロレックスがこのような高性能で先進的な腕時計を発売したおかげで、腕時計が流行。今日まで腕時計の流行がつづいています。オイスターケースの発明は、腕時計史をつくる重要なできごとと言えそうです。



オイスターという名前の由来


「牡蠣」を意味するオイスターは、二枚貝(オイスター)のように長い間水に浸かっていても部品の品質が損なわれないというのが名前の由来です。





「Oyster(オイスター)」とは、もともと“口が堅い”、“信頼がおける”などの比喩表現として使われてきた言葉です。


水の中で暮らし、どんな不純物も寄せつけないことから牡蠣にこの名がつけられました。


実現不可能な夢物語と考えられていた『防水』時計を、見事に現実のものとしたオイスターケース。スイスの他の時計メーカーもこの発明に追いつくべく、開発を進めました。


スイス時計業界では防水という新たな技術に何百万フランという資金が投資され、新たな繁栄期がはじまります。すでに海外勢との激しい競争にさらされていましたが、この流れによりスイスの時計ケース製造業界は再び世界一の座に返り咲きます。



初代オイスターの弱点


初代オイスターにはひとつの弱点がありました。


当時の機械式腕時計は、時計を動かすために手での巻き上げるが必須でした。

手動の巻き上げは、防水性のリューズを緩めなければならないため、湿気や汚れが侵入するきっかけになっていました。



オイスターのコンセプトである「防水機能」を完成させ、完全密閉状態にするには、手動巻き上げのように外部のエネルギーではなく、ムーブメントが自動的に巻き上げられるようにする必要がありました。


懐中時計の分野では、18世紀にすでに自動巻きが確立されていましたが、腕時計分野では十分な機能を備える自動巻きは存在しませんでした。


ロレックス創業者ハンス・ウィルスドルフはこの難題に挑戦し、数年間の研究を重ねます。そして1931年、「パーペチュアル」と呼ばれる自由に回転するローターを備えた自動巻きを開発して特許を登録。


これはのちに時計産業全体で採用される規格となり、手首の動きによってメインスプリングと噛み合ったローターが回転し、時計を着けたままで、ゼンマイが巻かれるようになりました。



自動巻きシステム「パーペチュアル」の副産物


ロレックスの生んだ自動巻きパーペチュアルシステムにより、メインスプリングに常にエネルギーが供給されるので、腕時計のムーブメントの精度が大幅にアップしました。


今ではほぼすべての腕時計はある程度までの防水性能を備えており、たくさんの自動巻き腕時計が存在しますが、ほぼすべての腕時計の源流はこのロレックスが完成させたオイスターと自動巻きシステムに影響を受けていると言えるでしょう。



現代のオイスターケース注目ポイント


現代のオイスターケース注目ポイント①「デザイン性と機能性の両立」


世界初の腕時計用の防水ケースとして、腕時計製造史に大きな影響を与えたオイスターケース。ですが、現在ではデザインもどんどん進化して、デザインと機能性をどちらも兼ね備えたものになっています。オイスターケース採用モデルは、今でもロレックスの売れ筋商品のひとつですね。



オイスターケース注目ポイント②「密閉構造による防水性能」


ケースの密閉構造によって、今ではすべてのオイスターモデルは最低でも水深100m(330フィート)の性能があります。


究極のダイバーズウォッチと言える「ロレックス ディープシー」は、なんと3,900m(12,800フィート)!!の防水性能を持っています。(そこまで潜る人は普通いなくないか…と思うのですが、そんなすごいプロフェッショナルモデルを作ってしまうロレックスは本当にすごいです!)


オイスターのミドルケース(ケースの中央部分)は904Lスチール、18ctゴールドまたはプラチナの塊から製造されています。堅牢なこのミドルケースは、ケースの他の部品すべてをしっかりと固定する支柱の役割を果たしています。


一部のプロフェッショナルモデルでは、ミドルケースと一体となったリューズガードも装備。また、裏蓋がミドルケースにしっかりとねじ込まれているのも特徴です。



オイスターケース注目ポイント③「高度な技術が集結されたリューズ」


クラウンを施したロレックスウォッチを象徴するリューズは、約10個のパーツで構成されています。小さいながらも高度な技術が結集された傑作と言われています。



このリューズは、しっかりと時計のケースにねじ込まれ、ケースが完全に密閉されて安全な内部環境を確保するために役立っています。危険な外部環境からムーブメントを完璧にガードしてくれているのです。


ダイバーズモデルでは、ツインロックリューズやトリプロックリューズが採用されており、それぞれ、2重または3重密閉となっています!潜水艦のハッチのように高い防水性能を備えているそうです…



オイスターケース注目ポイント④「機能性の高いベゼル」


フォルムと機能が結びついたベゼルもオイスターの特徴のひとつです。


長年にわたり固定式や回転式などさまざまな形状のものが開発されてきていますが、潜水時間、第2タイムゾーン、24時間表示、タキメーターなど、時計のタイプに合わせてさまざまな新機能が備わっています。



オイスターケース注目ポイント⑤「刻みのデザイン」


もともとオイスターベゼルの刻みには、ベゼルをケースにねじ込み、時計の防水性能を確実にする機能的な目的がありました。


そのため、ベゼルの刻みは裏蓋にも施されており、防水性能の維持のためにロレックス独自のツールを用いてケースにねじ込まれていて、ロレックス専用の工具を使用しなければ開けることができないのが特徴になっています。



時を経てこのフルーテッドベゼルはデザイン要素のひとつとなり、ロレックスのシンボルとなりました。



今売っているオイスターケースのモデルはどれ??


①プロフェッショナル系モデル


プロフェッショナルウォッチとして知られる特別なオイスターがあります。


代表的なものが「(オイスター パーペ チュアル)エクスプローラー」。

エクスプローラーという名前は聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。


エベレスト登頂にも使われたエクスプローラーは、1953年に発表されたときから、どんな状況でも極めて高い視認性、発光ダイアルと金属製のブレスレットがある腕時計として有名になりました。現在でもその究極のシンプルさから、性別を問わずに大人気のモデルです。


②クラシック系モデル


デイトジャストや、曜日と日付を表示するデイデイトや、カレンダー付でデュアルタイムゾーン機能付きのスカイドゥエラーのような、エレガントなクラシックモデルもオイスターコレクションに属します。



③マリーン系モデル



1953年にロレックスは防水性能を強化し、目盛り入り回転ベゼルを備える、深海潜水のために特別に開発された「(オイスター パーペチュアル)サブマリーナー」を発表しました。


オイスターのなかでも、防水機能を進化させたモデルがこのマリーン系のモデルたちです。


「サブマリーナー」や、防水に加えて防圧機能も進化させた「ディープシー」などは、名前からもマリーン系だなとわかりますね。

















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